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2016年3月

グラッパ ロマーノ レビ

Distilleria Romano Levi
グラッパ職人 ロマーノ•レビ(故)

グラッパ職人の家系であった父セラフィーノ•レビの跡を継ぐ。レビのグラッパは、いくつかあるグラッパ蒸留のうち、最も難しく器量、技、経験が必要とされる直火蒸留法
印象的なラベルのモデルの女の子は、レビのマスコット 田舎娘ちゃん <Donna selvatica> 。可愛くメルヘンで明るい気分になってしまう。
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レビは、バルバレスコのネイベという静かで和な街外れにある。
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この土地からアンモナイトも発掘。つまり海から成った土壌。
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ワイン作りに使われた新鮮な葡萄果皮を100℃で3時間蒸留(右)。直火蒸留法では、蒸留に使った昨年の葡萄の果皮を燃やし燃料とし(左)燃焼後の灰は葡萄畑の肥料として使われる。
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蒸留器
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蒸留されたグラッパは5年〜、樽の中に寝かされる。
その後、ボトル詰めも全て手作業で、ラベルは全てロマーノ レビの手書きである。
”グラッパは売る物ではなくプレゼントするものだ”という思いからだそうだ。
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オフィスの窓のクモの巣は昔からそのまま。今でもありのままになっている。
現在勤務している人へ話を聞いたところ、誰も蜘蛛の存在を見た事がないとか。
これからもずっと、この蜘蛛の巣はレビのグラッパと共に永遠にこの世に残っていくのだな、と不思議と確信を持って思います。
この部屋の一画はずっと瞬が止まってしまってるんですね。


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                             訪問 2015年4月

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ワイナリー フォンテクオーレと優雅なランチ

Fontecuoreフォンテクオーレ

トリノから車で40分北へ移動すると、San Giorgio Canavese という村がありその村の少しはずれを行くと、最初に見えてくるのがフォンテクオーレのシンボル。
Fonte
意味:人生に渦巻く7つの精神





モレーン地帯の土壌と夏も冷涼な気候から、酸味のある白品種エルバルーチェのDOCが有名な土地。ビオロジックワイン、自然酵母。年間の生産は1万本と、小さく、あまり知られていない。敷地内には小さな動物園のように沢山の動物達も。この土地の主ともなっているであろう樹齢350年にもなる大木もフォンテクオーレのシンボル。葡萄畑に動物を放し飼いにしたり、自然のありのままの形態を、と自然中心の哲学を持っている。
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ワインの種類(トータル年間1万本の生産量)

  • 瓶内二次発酵 エルバルーチェのスプマンテ
  • 白品種 エルバルーチェ、ピコリット 
  • 赤品種 ネッビオーロ、メルロー
  • 甘口ワイン エルバルーチェのパッシート

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と、そんなフォンテクオーレで毎年私が企画しているのが、日曜日のゆったりイタリアンなランチsun

2015年度の様子。
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2016年度はシェフの前川哲也さんを迎え、フォンテクオーレのワインと合わせた、海鮮ベースのクリエイティブなお料理をご用意頂きました。

Img_3253_after 前川哲也(34)
大阪出身。現在、Bistrot Caffe Cannavacciuolo でスーシェフ。
独創的、逸材。






アペリティーボ(wineエルバルーチェのスプマンテと、それに合う一品)

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に始まり、
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前菜(季節の野菜と鱸のテリーヌ X wineエルバルーチェ)
パスタ(ダッテリトマト、ハーブ、ナッツのパスタ X wineピコリット)
主菜(蛸とネッビオーロのソース 山羊のミルク煮リゾットXwineネッビオーロ)
チーズ (トーマ各種、ゴルゴンゾーラ X wineパッシート)
ドルチェ(リンゴのタルトムース、栗のカプチーノプディングXwineパッシート)
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特に、たこ(魚介)とネッビオーロ(赤ワイン)、のマッチングは、常識には排除されそうですが、強すぎない北のエレガントで酸味がのったネッビオーロと、ワンクッションおいた付け合わせの山羊のミルク煮リゾットとが出会い、その後うまくたこの繊細さを引き立たせるよう誘導してくれた。何をも欠けてはならない、黄金マッチングの発見でした。

そして、最後にはブラボーの拍手の嵐sign03

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