イタリアワイン

グラッパ ロマーノ レビ

Distilleria Romano Levi
グラッパ職人 ロマーノ•レビ(故)

グラッパ職人の家系であった父セラフィーノ•レビの跡を継ぐ。レビのグラッパは、いくつかあるグラッパ蒸留のうち、最も難しく器量、技、経験が必要とされる直火蒸留法
印象的なラベルのモデルの女の子は、レビのマスコット 田舎娘ちゃん <Donna selvatica> 。可愛くメルヘンで明るい気分になってしまう。
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レビは、バルバレスコのネイベという静かで和な街外れにある。
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この土地からアンモナイトも発掘。つまり海から成った土壌。
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ワイン作りに使われた新鮮な葡萄果皮を100℃で3時間蒸留(右)。直火蒸留法では、蒸留に使った昨年の葡萄の果皮を燃やし燃料とし(左)燃焼後の灰は葡萄畑の肥料として使われる。
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蒸留器
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蒸留されたグラッパは5年〜、樽の中に寝かされる。
その後、ボトル詰めも全て手作業で、ラベルは全てロマーノ レビの手書きである。
”グラッパは売る物ではなくプレゼントするものだ”という思いからだそうだ。
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オフィスの窓のクモの巣は昔からそのまま。今でもありのままになっている。
現在勤務している人へ話を聞いたところ、誰も蜘蛛の存在を見た事がないとか。
これからもずっと、この蜘蛛の巣はレビのグラッパと共に永遠にこの世に残っていくのだな、と不思議と確信を持って思います。
この部屋の一画はずっと瞬が止まってしまってるんですね。


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                             訪問 2015年4月

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ワイナリー フォンテクオーレと優雅なランチ

Fontecuoreフォンテクオーレ

トリノから車で40分北へ移動すると、San Giorgio Canavese という村がありその村の少しはずれを行くと、最初に見えてくるのがフォンテクオーレのシンボル。
Fonte
意味:人生に渦巻く7つの精神





モレーン地帯の土壌と夏も冷涼な気候から、酸味のある白品種エルバルーチェのDOCが有名な土地。ビオロジックワイン、自然酵母。年間の生産は1万本と、小さく、あまり知られていない。敷地内には小さな動物園のように沢山の動物達も。この土地の主ともなっているであろう樹齢350年にもなる大木もフォンテクオーレのシンボル。葡萄畑に動物を放し飼いにしたり、自然のありのままの形態を、と自然中心の哲学を持っている。
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ワインの種類(トータル年間1万本の生産量)

  • 瓶内二次発酵 エルバルーチェのスプマンテ
  • 白品種 エルバルーチェ、ピコリット 
  • 赤品種 ネッビオーロ、メルロー
  • 甘口ワイン エルバルーチェのパッシート

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と、そんなフォンテクオーレで毎年私が企画しているのが、日曜日のゆったりイタリアンなランチsun

2015年度の様子。
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2016年度はシェフの前川哲也さんを迎え、フォンテクオーレのワインと合わせた、海鮮ベースのクリエイティブなお料理をご用意頂きました。

Img_3253_after 前川哲也(34)
大阪出身。現在、Bistrot Caffe Cannavacciuolo でスーシェフ。
独創的、逸材。






アペリティーボ(wineエルバルーチェのスプマンテと、それに合う一品)

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に始まり、
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前菜(季節の野菜と鱸のテリーヌ X wineエルバルーチェ)
パスタ(ダッテリトマト、ハーブ、ナッツのパスタ X wineピコリット)
主菜(蛸とネッビオーロのソース 山羊のミルク煮リゾットXwineネッビオーロ)
チーズ (トーマ各種、ゴルゴンゾーラ X wineパッシート)
ドルチェ(リンゴのタルトムース、栗のカプチーノプディングXwineパッシート)
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特に、たこ(魚介)とネッビオーロ(赤ワイン)、のマッチングは、常識には排除されそうですが、強すぎない北のエレガントで酸味がのったネッビオーロと、ワンクッションおいた付け合わせの山羊のミルク煮リゾットとが出会い、その後うまくたこの繊細さを引き立たせるよう誘導してくれた。何をも欠けてはならない、黄金マッチングの発見でした。

そして、最後にはブラボーの拍手の嵐sign03

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ピエモンテのリキュール

oneヴェルモット Vermut o Vermouth

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イタリア ピエモンテ州のカネッリ又はトリノ発祥で、白ワインを主体とし、薬草の香味成分、アルコール、砂糖を加えた混成酒(甘口リキュール)。
ドイツ、フランスにもヴェルモットは存在し、その名前は、ドイツ語 Wermut から来たと言われている。
ヴェルモットの父、Antonio Benedetto Carpanoにより1786年に誕生した。

house伝統生産者
Carpano, Martini e Rossi, Cinzano, Gancia, Contratto, Bosca, Cora,Giulio Cocchi

clover原材料
ワイン(生産地で収穫される葡萄75%以上)、エチルアルコール95℃、砂糖、薬草

元祖は、そもそもの起源である、カネッリ(ピテモンテ州アスティ圏)で収穫されるモスカートワインがベースとなっていた。
今や、多くの生産者が存在し、それぞれで薬草の種類や配合率が異なるが、ヨモギ属の植物とその他の薬草だけはどの生産者も欠かす事ができない重要な原料となっている。

barプンタメス Punt e Mes
1870年、Carpanoによって作りだされた、ヴェルモットとキナ(苦味薬草)を半々に割ったリキュール。
イタリア語で、“un punto e mezzo”から派生した方言。

barCocktel Vermutの飲み方
マンハッタン Manhattan
:Rye o Whiskey canadese 5 cl, Vermut 赤 2 cl, 少量のアンゴスツラ Angostura(リキュール))

pencil記事 Vermut: storia di un mito 参考

twoバローロキナート
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バローロをベースに、キナや数十種類の薬草の香味成分等を加えた混成酒(リキュール)。
トリノの薬屋で生まれたのが起源。
Dr.Fulvia Lentiが、フレイザキナートのレシピを考案した事がきっかけである一方、バローロキナートは下記の二つの生産者が代表でそれぞれの特徴を持つ。

1、Cocchi@ Cocconato d’Asti
  まろやか、アーモンド等のナッツ系
2、Cappellano@Serralunga d’Alba
  スパイシー、フローラル

バローロキナート、それはトリノ人にとっては欠かせないもの。街中のカフェで午後の一時を過ごしたり、食後には、相性抜群のチョコレートフォンデンテとも。

目を閉じて一口、Piazza San Carloの馬の銅像が浮かんでくるかのような… 歴史を遡ればサボイヤ家のCavour伯爵令夫人も愛飲、魅了していた。

pencil記事 La Stampa 参考

three 唐松のリキュール(2015new)

Larice_4 493.5 litri(987本/500ml)の生産量。年に一回のみ。
唐松の密を抽出、定温で煎じ、砂糖と水とアルコールを加えて作られたリキュール leftright infusione del nettare puro di larice

<原料>
定温で煎じた唐松の密、砂糖、水、アルコール

 

Larice_5club透明感のある金色かかった黄緑

diamond甘い香り 森林の香りと後に残るミントが爽快 樹皮のスパイス





houseSocietà agricola Digestivo Larice s.s.
Via Nazionale, 212 – Traverses 10060 Pragelato (TO)
http://www.digestivolarice.it/


唐松の産地は、
ピエモンテアルプス山脈麓にある自然国立公園 Val Troncea
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バルバレスコ Barbaresco

むかし、この地にはケルト民族が住んでいたが、 ローマ人の侵略と共に葡萄の樹が植えられワイン造りが始まった。
ワイン Barbaresco は、そのエレガントさから、イタリアワインの王 Baroloと比較し、イタリアワインの女王と言われている。 ワインに使われる葡萄品種は、Nebbiolo 100%。 最低26ヶ月の熟成期間が必要。熟成のほとんどが大樽。

バルバレスコの由来(仮説)

one 紀元前、フランスのガリア民族がイタリアへ渡った際 ”Barbaritium(ラテン語)”と呼ばれるワインに出会い魅了された事から由来
two紀元前、ローマ帝国を崩壊させた異民族(Barbari)から由来

info02トピック事項
ーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー
1200  Nebbiolo は Nebiul と呼ばれていた
1870  これまで発見されたBarbarescoで
    最古のヴィンテージ

1894  経営者又アルバの醸造学校長でもあった
    バルバレスコの父”Domizio Cavazza”
    により世界的にBarbaresco が売り出された

1899  数々の有名ワイナリーが生まれる(Gajaなど)   

1900年 初期  戦争

1961  Gajaにより葡萄を買うのではなく
    所有の畑でとれた葡萄を使用する規定を設立
1966  格付けDOC Barbaresco(Barolo,Brunello等) 設定
1981  格付けDOCG Barbaresco(々) 設定

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prosecco superiore とは?

(前回記事の日本語版)

"prosecco superiore"

この "superiore" はどういう意味があるのか? 先日手に取って飲んだプロセッコに記載されてふと疑問に。
例えば、Barbera d'asti superiore とか Soave superioreのように、プロセッコでもアルコールが高い事を意味しているのだろうか?ちょっと調べてみた。

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まず最初に答えからflair

このsuperiore はアルコールの事では無く、特定された区域(クリュ)で生産されている事を表している。例えば Chianti Classico のように。

ところで、Prosecco"プロセッコ" の意味はどれが正解でしょう?

  1.  葡萄品種の名前
  2.  ワインの名前
  3.  町の名前

実は3つとも全部正解sign03

A1. 2009年の法律改定まで現在の葡萄品種 グレラプロセッコと呼ばれていた。つまり、グレラとプロセッコはシノニム。

A2. DOCGからDOCまで。プロセッコと言えど一種類では無い。

A3. プロセッコ市が存在する。フリウリ州トリエステ圏のまさにイタリアとスロベニアの国境に位置する。

ということで、法律、規定を絡めてプロセッコについて見ていきましょう。

「Conegliano Valdobbiadene - Prosecco DOCG」«Conegliano - Prosecco» o «Valdobbiadene - Prosecco»

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club 地域

diamondTreviso圏(ヴェネト州)の下記地域

15の地域 Conegliano, Susegana, San Vendemiano, Colle Umberto, Vittorio Veneto, Tarzo, Cison di Valmarino, Follina, Miane, San Pietro di Feletto, Refrontolo, Pieve di Soligo, Farra di Soligo, Vidor e Valdobbiadene.

なお、Conegliano-ValdobbiadeneだけでプロセッコDOCGの生産者は150件もあるそう。

club 種類       
    1.Spumante (最低アルコール度数 10,50% vol)
    2.Frizzante  (10,50% vol)
    3.Spumante superiore (11% vol)
    4.Superiore di Cartizze (11,5% vol)
    5.tranquillo (スティルワイン) ←泡が無いプロセッコもある!

club 葡萄品種
Glera 最低85%、ただしこの地域で古くから栽培されている以下の葡萄につき最大15%使用可能 (Verdiso, Bianchetta, Perera, Glera lunga)。なお、スプマンテにおいては、Pinots(Pinot nero, Pinot grigio,,,,)とChardonnayの使用も許可されている。

club ラベル "Rive" の意味

   例) Brut Le Rive di XXXX

   - 43の限定された単一の地域、又は畑の葡萄のみで作られるワインにだけ表示することができる

  - 収穫は厳選手積み
  - 葡萄の生産量は 130 qli/ha(qli:100kg当たりの重量)に制限される事

  - ボトルには収穫年の表記をすること(ミレッジマート同様)

club 最高クリュ "Cartizze"
  - 歴史ある畑で葡萄の樹齢はとても古い

  - 畑は107 ヘクタール。Valdobbiadeneの地域にある、以下の地域に囲まれた地域で生産された葡萄で作られたワインに表記。(S. Pietro di Barbozza, Santo Stefano e Saccol)

  - 葡萄は遅積み

  -wineやや甘口で粘性はあるがすっきりと爽快感も堂々と存在。リンゴ、梨、アルビコッカ、柑橘、バラ、そしていつまでも続くマロングラッセの余韻。

shine その他 特別なプロセッコの製法
1.  瓶内二次発酵法 house Silvano Follador
2. シュールリー(長い期間澱と接触させる方法)又は瓶内二次発酵で澱引きをしない方法

通常、プロセッコはフレッシュ感が大事ということで、シンプルで早飲み用とされているが、上記のようにシュールリーや熟成型プロセッコも、香りや味わいの複雑さを楽しめ、とても珍しく貴重な体験ができるという点、とても興味深いデスheart01

さらに、"プロセッコ"と言ってもいろいろなカテゴリや階級があるので最後に触れておきましょう。

① DOCG Colli Asolani - Prosecco o Asolo - Prosecco
② DOCG Conegliano Valdobbiadene
③ DOC Prosecco

   - 地域: ヴェネト州5つの圏 (Treviso, Venezia, Vicenza, Padova, Belluno) とフリウリ州4つの圏 (Gorizia, Pordenone, Trieste, Udine)
   - 種類:スティル、フリッツアンテ、スプマンテ
   - 葡萄品種: Glera、又は以下葡萄 最大15%使用可能(Pinots,Chardonnay)

④IGT Prosecco
   - 2009年まではIGTが存在していたが、法律改定により現在では廃止されDOC Proseccoに昇格。

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cos'è il prosecco superiore?

"Prosecco Superiore"

Questo "Superiore" cosa significa?
Come il Barbera d'Asti Superiore e/o il Soave Superiore che hanno una gradazione alcolica superiore rispetto alla versione normalesign02

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La rispostaflair

Superiore si usa per alcuni vini prodotti con uve coltivate in zone specifiche e non per il grado alcolico. E' come per il Chianti Classico.

Adesso vediamo cosa sono i prosecchi e come vengono disciplinati.

「Conegliano Valdobbiadene - Prosecco DOCG」«Conegliano - Prosecco» o «Valdobbiadene - Prosecco»

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clubZona

diamondprovincia di Treviso.

Il vino Prosecco di Conegliano-Valdobbiadene è un prosecco DOCG prodotto unicamente nel Trevigiano, in particolare nella fascia collinare compresa tra Vittorio Veneto e Valdobbiadene. Il Distretto DOCG comprende 15 comuni: Conegliano, Susegana, San Vendemiano, Colle Umberto, Vittorio Veneto, Tarzo, Cison di Valmarino, Follina, Miane, San Pietro di Feletto, Refrontolo, Pieve di Soligo, Farra di Soligo, Vidor e Valdobbiadene.

L'area di Conegliano-Valdobbiadene conta di più di 150 cantine.

club Tipologie       
    1.Spumante (alc.min 10,50% vol)
    2.Frizzante (alc.min 10,50% vol)
    3.Spumante superiore (alc.min 11% vol)
    4.Superiore di Cartizze (alc.min 11,5% vol)
    5.tranquillo (fermo)

club Vitigno
85% minimo di Glera.
Fino ad un massimo del 15%, di uve Verdiso, Bianchetta, Perera, Glera Lunga. Queste sono varietà presenti da secoli nelle colline di Conegliano-Valdobbiadene. Per lo spumante, si possono utilizzare anche le uve Pinots e Chardonnay.

club Etichettatura "Rive" per spumante
    - devono essere raccolte esclusivamente a mano.
    - la produzione è ridotta a 130 qli/ha
    - indicazione del millesimo.
    - sono presenti 43 Rive che indicano altrettante espressioni territoriali

      es. ○○○ Brut Le Rive di XXXX

club I cru "Cartizze"
  - una storica sottozona.

  - una piccola area di 107 ettari di vigneto, compresa tra le colline più scoscese di S. Pietro di Barbozza, Santo Stefano e Saccol, nel comune di Valdobbiadene.

  - le uve vengono vendemmiate tardi

  -winepiù amabile e denso senza pregiudicarne la freschezza. Profumo di mela, pera, albicocca, agrumi, rosa con una gradevole nota di mandorle glassate al retrogusto.

shine altri metodi particolari sono:
1. Il sur lie o col fondo è una sorta di metodo classico senza l’ultimo passaggio
2. Il Prosecco metodo classico houseSilvano Follador

un’ottima occasione per scoprire il sapore vero di un grande Prosecco.

------------- Inoltre ------------------
tutta la categoria di prosecco e'...

① DOCG Colli Asolani - Prosecco o Asolo - Prosecco
② DOCG Conegliano Valdobbiadene - Prosecco
③ DOC Prosecco

   - zona: 5 province del Veneto (Treviso, Venezia, Vicenza, Padova, Belluno) e in 4 nel Friuli Venezia Giulia (Gorizia, Pordenone, Trieste e Udine)
   - tipologia: vino Tranquillo, Frizzante, Spumante
   - vitigno: Glera e un massimo del 15% di varietà minori e di Pinots e Chardonnay.

④IGT Prosecco
   - E' stato utilizzato fino al 2009. Dopo il cambiamento del disciplinare e' diventato DOC dall'IGT. Quindi adesso non c'e piu' questa categoria.

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グラッパに陶酔 Distillerie Berta

Bertaのグラッパ    '14/06/21

遅ればせながら、、だんだん蒸留酒の魅力に気が付き始めてきた今日このごろ。

Bricdelgaianscheda
ただ、食後酒に。とかそういうのではなくて、
「木箱」「ガラス瓶」「琥珀色」「注がれたグラス」、そして高貴で陶酔する香りと、直球ストレートなインパクトと限りなく続く余韻に。
美味しいグラッパに出会えた喜びを是非共感してもらいたいということで、現地を訪れレポート開始movie

Disillerie Bertaは、トリノから車で1時間弱。ASTI圏のNizza Monferrato(特にバルベラの産地であるが)、Mombaruzzoに位置する。

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訪れたこの日、なんとRoero-Langhe, Monferratoが世界遺産に登録されたというニュースをsign03
とても名誉あり素晴らしい事ですねconfidentそれもそのはず、この世界遺産に登録された地域は、ピエモンテのワイン名産地で、きれいに美しく整頓された葡萄畑が連なる丘で、まさに人々の努力も伴いこの自然美を作り上げた最高の場所なのだ。

さて、グラッパ作りを見てみましょう。

20140621_142341_after_2 まず、運ばれてきた葡萄の搾りかすを、枝葉、葡萄の皮に選別。選別された葡萄の皮をそのまま加熱機に入れ湯煎式で加熱。エチレンの沸点78.4℃にてアルコールだけが蒸留される。

flair蒸留機に入れられる赤ワイン葡萄は既にアルコール発行が行われているが、白ワイン葡萄は、真空パックにして砂糖と一緒に数日間置き、アルコール発酵させた上で、加熱機に入れられる。

 

20140621_142805_afterこうして気化したアルコールは、チューブを通り、左図の3つの蒸留機Alambiccoを通って、3段階に分けて液化、気化を繰り返す。(連続式蒸留)

20140621_143557_after こうして最終的に液化されたグラッパはアルコール80度、温度は常温、20日間左図のステンレスタンクに置かれ、熟成先、つまり樽かステンレスタンクかに分けられる。最終的にボトル詰めされるグラッパのアルコール度数は、40%〜45%ほどなため、アルコールは水を加えて薄められることになる。



驚きの熟成カーブkey

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night 熟成カーブその1night1年熟成のものだけがここで寝かされる。10000Lの大樽と500Lの中樽にて熟成。

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night 熟成カーブその2nightここでは、225Lの小樽、中樽にて熟成。全部で20億Lのグラッパが眠っている。5年〜20熟成。(光が5色に変わる特殊なライトを使用。熱を発生しないという)

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樽は全てフランスの桜の木だそう(樽の寿命は20年)。なお、ここでは樽が複数のピラミッド型に一つのグループを組む配置となっているが、1つのピラミッド内で、1つ1つ樽の中身を18ヶ月毎に替え味や風味のバランスを均一にしているという。

night 熟成カーブその3night

   完全暗闇。。

ここでは、ウィスキー熟成またはマルサラの熟成で使った樽を使用してグラッパの熟成が行われている。熟成期間は18ヶ月。

熟成が終わったグラッパは、フィルターされボトル詰め。

最後に昔使われていた道具や機会の展示室に。

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終わりには好きなだけグラッパを試飲!

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左)5年熟成。Nebbiolo, Balbera, Arneis(白)。アロマがすごい!!!一打撃。

右)20年熟成。3種類のNebbiolo。樽のいやみが全くない20年?と思わないういういしさ。辛口。奥深い。

 

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イタリアワイン バローロ Barolo

〜イタリアで最も偉大なワインを生むBarolo〜

全体で1700ha、年間約1100万本を生産しているというBaroloは250m〜450mのゆるやかな斜面の丘がランダムに連なり、太陽の光を最も吸収できる南向きに位置する畑が、ポテンシャルのあるワインを生んでいる。(以下写真で見える範囲がバローロ全体の70%ほど。わりと見渡せるくらいの面積だった)

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そして8月上旬のNebbioroネッビオーロ(左↓)と、ヒョウで傷ついたネッビオーロの葉(右↓)

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Dscn1574_after_after ←こちらもヒョウが降った後の樹

Baroloは、大きく11の村に別れ、それぞれの村にクリュ(畑の名前)がある。

村々の特徴としては畑の中心に必ず小さなオレンジ色の街と教会があり、それぞれに歴史を持っている。

例えば↓Barolo村 - Cannubi(畑)

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中でも、約200年前北東に位置する"Grinzane Cavour"という村に、Cavour(サボイア家の一人)という政治家がいたのだが、この地域の農業の発展のため、灌漑設備を整えたり、ワイン造りの改良を計るためフランスからワイン醸造家Louis Oudartを招待するなどし、バローロのワイン産業の発展を担った。

こうしてワイン産業がさかんになるのだが、1970年ころバローロは酸っぱい、渋いなど飲みづらくとても危機的状況にあったという。そこで、立ち上がったのが、バローロの生産者であった若者6名。彼らは、醸造技術を習得すべくブルゴーニュへ渡り、バローロの改革を行った。彼らこそ、世に言うバローロボーイズだ。

では、バローロボイーズによりどのような改革が行われたのだろうか。それは主に、

1、葡萄の同一面積辺りの樹の数を減らした。そうすることで、一本一本の樹により細心の注意を注ぐ事ができるから。

2、醸造所を清潔に保つこと。

だそうだ。

以上については、過去バローロボーイズの一員であった方にお話を伺った。歴史に名を残すまでの功績、その並外れた努力とワインにかける熱意と信念に尊敬ですsign03

shineバローロのカンティーナ紹介shine

houseAlessandria Crissante

  La Morra - Capalot, Roggeri, Galina

  wineBarolo, Barbera, Dolcetto

houseOddero

  La Morra - Brunate, Bussia, CastiglioneFalletto - Villero, Rocce di Castiglione, Serralunga - Vigna Rionda

  wine Barolo, Barbaresco, Barbera, Dolcetto, Langh rosso, Langh bianco, Moscato d'asti, Grappa di Moscato d'asti

houseLuigi Oddero

  La Morra - Brunate, CastiglioneFalletto - Rocce Rivera, Serralunga - Vigna Rionda

  wine Barolo, Balbaresco, Dolcetto, Chardonnay,

houseLuciano Sandrone

  Barolo - Cannubi Boschis, Cannubi, Valmaggiore,,

  wineBarolo, Barbera, Dolcetto

houseConterno Fantino 

  Monforte d'alba - Sori Ginestra, Mosconi,

  wineBarolo, Barbera, Dolcetto, Chardonnay, Barolo chinato

    :

<pending>

diamondバローロカンティーナ巡りdiamond

 バローロのワイナリー巡りにご興味がある人是非ご案内します!1日、半日等お一人からでも!初めての方、交通手段にお困りの方、お気軽にお問い合わせくださいね mailukrjpn@gmail.comup

soon'(参考)Strada del Barolo「バローロの生産者でつくられた組合のサイト」

http://www.stradadelbarolo.it/

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ワイン紀行 ヴァッレダオスタ(Valle d'aosta)

ヴァッレダオスタ Valle d'aosta

60%が山地、35%が丘陵地帯。モンブラン(4807m)、マッターホルン(4478m)、モンテローザ(4637m)と世界最大級のアルプス山脈が国境(州境い)に位置する。クールマイヨールはスキーなどで有名

トリノからアオスタまでは、大きな岩が連なる風景が続いていた。その岩から成る丘陵の谷に街道が通っているのだが、ローマ時代からある最古の街道(Via Romani)でフランスへ続き軍の侵入を防ぐための城も点在。

農作物を栽培するようなスペースはその丘陵の斜面しかないため葡萄畑はどうにか日当りのいい場所に点在。今でもなお、石の柵、ペルゴラ式栽培という古いやり方が多く残っていたのが興味深かった。中にはグイヨーなど新しい葡萄畑もあり比較的広範囲で栽培されていた。

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Dscn0098 Dscn0103

アオスタは、昔スイス支配下にあったためフランス語とイタリア語両方を話す。家々はスイスを思い起こさせる家々が点在。牛の放牧も多く見られのんびりとした風景が続いていた。

州都:アオスタAosta

wine葡萄栽培

diamond土壌
モレーン氷河からなる。養分には貧しく、砂地。メリットは日中に蓄積した太陽の熱を夜に放射する効果もあり日光量不足を補ってくれる。また昼夜の気温差も大きく昼に作った糖分を夜に貯めようとする力が働くため。

diamond葡萄畑
主要な川:Dora Baltea川
栽培方法:ペルゴラ、グイヨー
栽培地:Dora川沿いに産地が連なる

diamond固有品種 赤:fumin, petit rouge, neyret, mayolet,

diamond固有品種 白:moscato bianco, petito arvine

diamond訪問したワイナリー
oneCantina Fratelli Grosjean good
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twoFeudo di San Maurizio goodhappy02
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diamondワインの特徴
この土地のワインの特徴は、香りはとてもエレガントでフルーティー。味わいは、ミネラル感、酸味、苦味が特徴。

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VINITALY 2011

2011/4/7〜11の間veneto州のveronaで行わているVINITALY 2011 に行ってきた。滞在は近くのガルダ湖のほとりのレジデンスに。連日気温は日中で30度近くなりまさに夏。さらに紫外線が強くじわじわ焼けるような感じだったimpact

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エントランスをくぐると、イタリアの各州が大きな箱になっており、その中で更にワイナリー毎にブースがあって試飲ができる。 日本で云う幕張りメッセの大展示場のような感じだった。が、しかしただのブースではない。エレガントで豪華なブースはどうみても一つの完璧なエノテカbearing

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レストラン風にアッビナメント(お皿とワインのマリアージュ)もできるし、各州の数量生産の聞いたことのない土着品種も沢山。

ただ、残念なことにここでは小売りはしておらず、認知度を高める事を目的とただけの試飲だった。
客層は、スーツをびしっと決めたワイン関係のビジネスマンや、インポーター、それにマスコミ。聞こえてくる言葉からほとんどがイタリア人のように思えた。

それでは各州沢山試飲した中で特に印象的だったものをご紹介flag

info01MyBestワイン

wineJacuss,フリウリ

珍しいところの「Tazzelenghe」と「Refosco」。なのでもちろんのこと少量生産。特に「Refosco」はタンニンが多い葡萄だが、上質なタンニンに出来上がり、バナナのようなトロピカルな香りが感じられる美味しいワインだった。

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wineSOTTIMANO,ピエモンテ

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(左)葡萄はドルチェット、バルベラ、ネッビオーロ。特にドルチェットが驚きの美味。というのは、ドルチェットは酸味が多く色が濃いと言われているが、これは酸味も突出しておらずまろやか。上品で余韻も長かった。もちろんバルベラもネッビオーロもhappy02

(右)バルバレスコの3種類の畑(FAUSNONI, COTTA, PAJORE)

ネッビオーロとは思えないほどの上質なタンニン。絹のような舌触りだった。COTTAが一番骨格があり、PAJOREがスパイシーで花の香りが中でも強かった。

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DOCG「Burunerro di Montarcino」

wineBulfon,フリウリ

珍しかったのがこのドルチェワイン。葡萄は、左から「モスカートローザ」と「ルチェット」。まさに数量も少数生産の土着品種である。

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wineMASCHIO (蒸留酒)

シチリアのオレンジを使った蒸留酒。柑橘のさわやかさが心地よかった。まだ世に出回っていないとのこと。チョコレートとのマリアージュがベスト。

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最後に…

ご存知の方もいるだろうか。AISの先生と会場を回った際、光栄にもルカマローニとご対面。この方、ロバートパーカーのように、イタリアのワインの評価を行っている人でこの人の評価は大きな指標となっているらしい。
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他にもオリーブオイルや、チョコレート、お菓子なんかも各地から集まって紹介されていた。
来年はまた開催地が変わるらしいが、機会があったらいつかまた必ず訪れたいと思う。

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